コラム

2021年

2021/12/24
保育士の求人が増える時期はいつ頃?

保育士の求人が多くなるのは一般的に1月から3月頃と言われています。
これは、保育士の採用活動が新年度の始まる4月に向けて活発になるからです。

保育園の多くは4月から翌年の3月までの1年間を一年度としており、特別な事情がない限り、年度途中に担任やクラスの変更などが行なわれることはありません。

年度末で退職するのが一般的となっているので、新年度に向けて増員したり欠員の補充をしたりするため求人が増えるということです。

この時期は豊富な求人の中からより自分の希望に合った保育園を探せるというメリットがあります。
しかし、同じタイミングで就職活動をしている人も多いので、条件の良い保育園の場合は希望者が多く集まり、競争率も高くなってきますので、しっかりと準備をしておきましょう。

求人情報の収集はハローワークやインターネットの求人サイトなどを活用するとよいでしょう。

兵庫県保育士保育所支援センターのホームページにも県内の求人情報が多数載っていますので、ぜひご覧ください。

2021/11/25
ブランクがある方が復職するために準備しておきたいこと 3

復職をしたいと思った時、多くの求人の中から効率よく探すためには、ご自身がどのように働きたいのか、まずは希望の条件を整理しておくことをおすすめします。

整理するポイントとしては、正規雇用か非正規雇用か、フルタイムかパートタイムか、希望の時間帯、残業の有無、希望の年収などがあげられます。
中でも家庭と仕事を両立しなければならない場合は自分の希望だけではなく、家族と話し合って決めなければならないこともあるでしょう。

復職したけれども、無理をして続かなければ本末転倒ですので、現状に合わせた働き方をしっかりと考えておきたいものです。
また、保育園にも様々な種類があり、認可保育園や認可外保育園、小規模保育園や企業内保育園などそれぞれの特徴を調べてみると選択肢が広がるかもしれません。

条件が絞り込めない、条件に当てはまる保育園が見つからない、など復職に関してお困りの際はぜひ、兵庫県保育士・保育所支援センターにご相談ください。

コーディネーターがみなさんのお話を丁寧にお伺いし、復職をサポートいたします。

2021/10/25
ブランクがある方が復職するために準備しておきたいこと 2

保育の現場に復職する際、基本的な知識は持ち合わせていると思うものの「この知識は古いのではないか」とか「ブランクが長すぎて思い出せないことが多い」と不安になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、「保育士としての勘を取り戻せるかどうか自信がない」と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。

実際、保育の制度や常識も時代によって変化しており、特に安全面・衛生面については最新の情報を習得しておく必要がありますので、働く前に保育士のための復職セミナーやスキルアップ研修などを活用してさまざまな不安を解消しておきましょう。

自治体であれば、全国にある保育士・保育所支援センターで無料開催していることが多いですし、民間では保育士専門の人材派遣や人材紹介会社で行われている場合があります。

研修の内容はそれぞれ特徴がありますが、書籍を読むよりも知識が入りやすいですし、最新の保育事情もカバーできます。また、積極的に勉強している姿勢は面接でも好印象を与えることができるでしょう。

2021/09/27
ブランクがある方が復職するために準備しておきたいこと 1

保育士として復職したいと思っても、ブランクが長いと不安なことが増えますよね。今回から復職前にしておいた方がよい事前準備についてお伝えして参ります。

ブランクがあって、久しぶりに職場復帰したいと思った時、まず確認していただきたいのが「保育士証」です。

平成15年の児童福祉法の改正により、保育士として働くには都道府県知事に対して申請を行い、保育士証の交付を受けることが必須となりました。かつては、「保育士資格証明書」もしくは「保母資格証明書」を保有していれば、特に手続きは不要でしたが、現在は必ず「保育士登録簿」に登録しなければならず、就職の際には保育士証の提示が必要不可欠となっています。

保育士証には期限がないため更新の手間が要りませんが、氏名や本籍地が変更になった場合や紛失した場合はそれぞれ手続きが必要になりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

登録状況がわからない場合は、都道府県知事委託の保育士登録機関である「登録事務処理センター」に問い合わせてください。

2021/08/25
自分に合った求人を見つけるには?

保育士として働くなら、やはり自分に合った園で働きたいと思いますよね。では、多くの求人の中からどうやって自分に合う求人を探していけばよいのでしょうか。

それには「これだけは絶対に譲れない」という「就活の軸」をはっきりと定めることが大切です。まず、保育士として働く上で自分の理想とすること、重視することを明確にしていきましょう。

具体的には「ワークライフバランスを重要視したい」「残業がないところがいい」「子育てと両立したい」「ある程度の収入を確保したい」といったようなことです。

就活の軸が決まれば、それらを実現するための条件がはっきりしてきます。たとえばワークライフバランスが重要なのであれば「勤務時間は〇時から〇時」「残業はなし」とか、子育てと両立したいのであれば「産休・育休取得実績あり」というように具体的な条件が決まってくるので、それらのポイントを押さえた上で求人を探していくと希望に合った園を絞り込んでいくことができます。

就活の軸を定めないで、やみくもに条件がいいだけの求人に応募してしまって「やっぱり自分に合わなかった」と後悔するようなことは避けたいものですね。

2021/07/26
WEB面接本番!こんなところに気をつけて!

今回はWEB面接当日の注意点をお伝えしたいと思います。

まず、面接当日は開始予定時間よりも早く画面に向かい、すぐに開始できるように準備しておきましょう。時間ギリギリにログインをしてアプリやパソコンに不具合が起こってしまうこともありますので、だいたい開始時間の10分前までにはログインを済ませておくとよいでしょう。

次にカメラの距離や角度を調整します。WEB面接ではカメラを通した映像でやり取りをするため、面接官が見た時にきちんと正面に映るようにカメラの位置を設定します。視線とカメラの位置がまっすぐになるようにして、上半身が映る距離で固定してください。

前回もお伝えしましたが、背景に余分な物が映り込まないよう注意してください。そしてWEB面接が初めてという人は、どうしても面接官が映っているパソコンの画面を注視しがちです。しかし、画面上で視線を合わせても、カメラの位置とはずれているため、相手には視線が合っていないように見えてしまいます。相手の目ではなく、カメラを見て話すように気を付けてください。

最後にマイクの音量を調節することも忘れずに。大きすぎたりミュート(消音)になったりしていないか、必ずチェックしてくださいね。

2021/06/25
WEB面接ってどうすればいいの? (準備編)

WEB面接とは、近年増加しつつある面接形態で、保育園等でも導入されるようになってきました。いざWEB面接となった時にあわてないよう、注意しておきたいポイントをお伝えしたいと思います。

今回は面接前に準備しておきたいことについて。まずはインターネットの環境を整えましょう。面接が途中で途切れないよう、Wi-Fi環境がある場所か、有線LANケーブルで繋げられる場所を確保しておきましょう。そして、逆光で顔が見えなくならないよう、明るい位置にPC等をセッティングします。WEB面接では背景もカメラに写ります。物が多いと乱雑な印象を与えかねません。背景はなるべく無地の壁などを使うといいでしょう。また、面接の進行が妨げられないよう周囲の雑音や騒音が入らないよう気をつけてください。

使える機器としてはPC、タブレット、スマホがありますが、スマートフォンで面接を受ける場合、面接の途中で電話がかかってきたり、メッセージなどが届いたりして面接が中断されてしまうことも考えられます。そのため、あらかじめ通知が来ない設定にしておくなど注意しましょう。また、面接中に電池が切れることのないように事前に充電しておくことも重要です。

2021/05/25
オンライン説明会ってどういうもの?

感染が拡大している新型コロナウイルスの影響を受け、これまでは対面で行われていた説明会や面接などの採用活動がオンライン(WEB)で行われることが増えてきました。これは、保育園や認定こども園も例外ではありません。

オンライン説明会とは、インターネットを利用して遠隔で行われる説明会のことを指します。ネット環境が整っていて、パソコンやスマートフォンなどがあれば場所を問わず気軽に参加できるのが特徴です。

説明会の会場に行く必要がないので、交通費などが不要となり出費を抑えることができますし、時間も節約できるというメリットがあります。しかし、ネット環境が整っていないと、そもそもインターネットに接続できませんし、できたとしても回線が遅いと動画がスムーズに再生されないことも考えられます。その場合はインターネットが利用できるレンタルスペースや会議室などを一時的に借りて参加するといいでしょう。

オンライン説明会には、リアルタイムで配信する「ライブ配信型」と、あらかじめ録画したものを配信する「録画配信型」の2種類があります。配信の方法は園によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

2021/04/26
就職フェア(合同説明会)はお得がいっぱい!

就職フェアは多くの保育園が一度に集結するイベントで、1日で複数の保育園について情報収集できるのが大きな魅力です。園見学に行っても、勤務中の保育士さんと直接お話しするのはなかなか難しいですよね。しかし、就職フェアでは各ブースに採用担当者や現役保育士が参加していることが多く、保育園の特徴や職場の雰囲気、待遇面などホームページに載っていないような生の声を聞くことができます。

また、疑問や不安に思うことも聞いたりできるので、自分に合っているかどうかの判断もしやすくなるでしょう。就職フェアに参加するにあたって、事前に興味のある保育園をピックアップしておくと効率よく回れます。そして、聞いておきたいことは忘れないようにまとめておきましょう。

ほとんどの場合、服装の規定がありませんが、できるだけ清潔感のある服装を選ぶことを心がけてください。持ち物については筆記用具とメモを忘れずに。そしてもらった資料などを入れる大きめのバックも用意しておくと安心です。

2021/03/25
就活で差をつける履歴書の写真について

採用の合否に影響を与える履歴書の写真ですが、今回は好印象を与えるポイントについてお伝えします。

服装はできればスーツもしくはジャケットを着用しましょう。インナーはシンプルな白のシャツかブラウスを合わせるようにし、アクセサリーはできれば避けましょう。髪色は落ち着いたカラーにするのがベスト。長い髪は一つにまとめるなど、清潔感を意識した髪型にしましょう。

保育士は普段から保護者と関わる機会が多い仕事だけに、身だしなみは気を抜けない重要なポイントとなります。表情は口角を少し上げて、微笑むような笑顔を作るよう意識するとよいでしょう。

写真のサイズにも気を付けてください。指定サイズ以外、大きくても小さくてもNGです。また、写真が斜めに貼ってある、剥がれかけている、液状のりを塗りすぎてベタベタになってしまっている、といったことのないように。万が一剥がれてしまったときのことを考えて、写真の裏に名前を書いておくといいですね。「この人は雑な仕事をするのではないか」といった印象を与えてしまわないよう、細かいところにも注意が必要です。

2021/02/25
履歴書の写真、どこで撮りますか?

採用担当が履歴書をチェックする際、最初に目に入る「証明写真」。この写真が採用選考の合否を左右することも少なからずありますので、できるだけ好印象を与える写真を準備するようにしましょう。

写真撮影の方法としては、おなじみのスピード写真があります。手軽に撮影ができるのと値段が安いのが何よりの魅力です。最近ではスピード写真の性能も良くなって、美肌補正などの機能も備わってきましたが、膝の上に白いハンカチなどを置き、反射板代わりに活用したり、脂取り紙で余分な皮脂を取ったりして、写真映りを良くするちょっとしたコツも押さえておきたいものです。

また、よりきれいな写真を撮るならフォトスタジオを利用するのもよいでしょう。スピード写真と比べると費用と手間がかかるものの、補正を行ってもらうこともでき、格段に良い写真を撮ることが可能です。時間と予算が許すのであれば、ぜひフォトスタジオを活用したいところです。

いずれにせよ、適当に撮影した写真を使用すると、マイナスなイメージを与えてしまうおそれもありますので、手を抜かずにベストな写真を提出するように心がけましょう。

2021/01/25
面接で退職理由を聞かれたら

転職の場合、ほとんどの面接で聞かれるのが「退職理由」です。

前職を退職した理由が職場への不満であったとしても、それをストレートに伝えてしまうと、「せっかく採用してもまた同じ理由で辞めてしまうのではないか」と採用する側は不安を感じてしまいます。また、「人間関係がうまくいかなかった」という理由の場合も、そのまま伝えてしまうと円滑なコミュニケーションが取れない人だと判断されてしまうかもしれません。そして「給料が低いから」といった理由も給与や条件面を重視して園を選んでいるような印象を与えてしまいがちです。そのため、退職理由を聞かれた場合、ネガティブな内容をストレートに伝えるのではなく、できるだけポジティブに言い換えるなど注意が必要です。

たとえば「〇〇が嫌だから辞めた」ではなく、「経験を積むうちに新しいことにチャレンジしたくなった」とか「経験を活かしてもっと活躍できる場を探したいと思った」など、前向きな理由での退職であることを印象付けるよう心がけましょう。